シェピア色のコンサート
昔の書類を整理していたらこんなプログラムを見つけました。まだ学生だった私が最初に聴いた外国のオーケストラでした。
既にトスカニーニは去りNBC交響楽団も解散の運命を辿りましたが、シンフォニー・オブ・ジ・エアーとして再編成されて来日しましたときのコンサートです。
同じ世代の方々にお話ししてみると同じ記憶をお持ちの方も多いようなので、当時を偲ぶよすがにと掲載することにしました。
これを見ていると、如何にもアメリカのオーケストラらしい華やかなブラスの響が鮮やかによみがえってきます。当時、豊中に住んでいた私は大阪の北の焼け跡で延々長蛇の行列に並んで学生用の特別な切符を手に入れたのでした。
今のように世界中のオーケストラが日本めざしてやってくるようになるとは、当時は想像すらできませんでした。まさに隔世の感を覚えます。
プログラムのほかに切符と、コンサートのあとで郵送されてきた挨拶状も掲載しておきます。
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