バイオリン製作記録<34>

5/16~23 総組立と調整

 

P52_3 P51_2

 

工程1:指板を膠で取り付ける。
工程2:
ナットの高さを調整し弦の溝を付ける。
工程3:
ペグをシェ-パーで削り1/30のテーパーを付ける。
工程4:テールピースの長さを粗調整する。
工程5:魂柱を作り立てる。
工程6:
の削り出しを、脚あわせ、高さ削り、各部厚さ削りの順に行う。
工程7:各ペグ孔をドリルで広げリーマーでテーパーを付ける。
工程8:ペグにペグクレヨンを塗って擦り合わせをする。
工程9:各ペグの糸倉の中心線上に弦の孔をあける。
工程10:エンドピンのピンの孔をリーマーで加工しエンドピンを入れる。
工程11:所定の位置に駒を立てて弦を張り音が合うまで徐々に締めながら駒の姿勢を合わせる。
工程12:音が合ったらテールピース側の弦の長さを測ってから一旦分解する。
工程13:各ペグの長さを調整し端部を整形する。
工程14:テールピースの長さを修正する。
工程15:ペグの再擦り合わせを行う。
工程16:再組立する。
工程17:あご当てを付けて当たりを調べ必要な修正を行う。
工程18:調弦し試奏して音量や音の傾向を調べる。
工程19:経時変化をみながら徐々に調整し仕上げる。(今回は駒の僅かな捩れを直した以外には大きな調整をせずに完了した。 各弦各ポジションとも極めて音量がある。 音が出やすくボーイングが楽な感じ。 音の性格は柔らかだが贅肉はついていない感じ。 表板が軟らかめで裏板の密度が高かったのが音質に現れているように思われる。 ドミナント使用。)

 

 

 

 

 

 

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