第8回 御所ヶ崎

走水の海岸線を東に進むと観音崎に近い辺りに、海に向かって張り出した小山があります。御所ヶ崎と呼ばれていて、あの弟橘媛命(おとたちばなひめのみこと)の伝説で知られているところです。近くに日本武尊(たまとたけるのみこと)を祀った走水神社があり、弟橘媛命の辞世の歌「さねさし 相模(さがむ)の小野に 燃ゆる火の 火中(ほなか)に立ちて 問ひし君はも」の碑があります。面白いことにはロシアの機雷が奉献されています。沖合いを大型の自動車運搬船らしい船が、神代の昔とのコントラストを際立たせて、ゆったりと進んでいました。(2005年8月13日撮影) (写真はクリックすると拡大します。)

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