プラハ国立歌劇場の椿姫
ゆうべはプラハ国立歌劇場の椿姫ですっかり夢見心地でした。このあたりのオペラ好きは全員集合したのではないでしょうか。小生たちは3階の最前列中ほどで、オケピットを含め舞台をほぼ丸ごと視野に収め、堪能できました。残念ながら空席が目立ちましたが。
アルフレードのルキアーノ・マストロの容姿が少々がっかりだったほかは、ヴィオレッタのアンナ・サムイルの絶妙の演技やジェルモンのミゲランジェロ・カヴァルカンティの説得力のある歌唱に魅了され、思わず涙を催しました。
オケピットの下手に陣取った弦楽器群の倍音の美しさが悲しい物語を暗示して切なさを誘っていました。マルティノン・レギヌスの指揮は目立たない動きで舞台を掌握していたと感じました。
我々の仲間にとっては合唱団の素晴らしさが驚きでした。オペラの合唱はとかく背景の役割に甘んじることが多いのですが、今回はそのめりはりのきいた見事なショウマンシップに感心しました。
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コメント
tonaさま
もっと入りが良いといいのですが、やはり知名度が足りないせいでしょうか。ドナルド・レーガン(空母)ばかり有名になって困ったものです。
投稿: evergrn | 2015.10.17 09:41
本場チェコの歌劇、それも『椿姫』をご覧になられたそうで素晴らしいですね。
横須賀の町にお邪魔して、立派な芸術劇場はあるし、大きな都会で演奏会が催されるのも納得いたしました。
投稿: tona | 2015.10.17 09:01