プッチーニのグローリア・ミサ
今朝、FMのクラッシック・カフェでプッチーニのグローリア・ミサをやっていました。この曲は何年か前に劇場合唱団の定期公演で演奏した曲です。当時は、オペラのアリアのようなテノール・ソロの「プッチーニ節」に吃驚していましたが、なぜか詳しいことを調べませんでした。
今朝の放送を聞いていたら、プッチーニがオペラの作曲を始めたあとでこの曲の楽譜の出版を禁止し、幻の曲になっていたのだそうです。当時は楽譜の出版が曲を世間に知らしめる唯一の手段だったでしょうから当然の成り行きだったのでしょう。
第二次世界大戦後にアメリカ人のフィオレンティーノ神父が草稿を発見し、再演されることになったのだそうです。「Messa di Gloria」(グローリア・ミサ)という曲名はその時につけられたのだそうです。「プッチーニ節」はオペラの延長線上だと思い込んでいたので目から鱗が落ちた思いです。
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