DP-300Fの回転むらを治す方法
DP-300Fを使い始めて間もなく回転むらが出始めました。DENONは信用していたのでがっかりしました。回転むらはメーカーとのやり取りが難しくていやですねえ。今回は調べた結果、原因はターンテーブルの仕上げ不良と分かり、自分で治しました。同じ症状でお困りの方も多いのではないでしょうか。
ご参考のために、原因と対策を書いて置きます。
原因:ターンテーブルの仕上げ不良。
( 「衝動買い・・・」の記事をお読みください。)
ターンテーブルの内側はこのポンチ絵のようになっています。ターンテーブルを回転させるには摩擦と慣性に対抗する力が必要です。この力はベルトによって伝えられますので図のようにベルトの伸縮が起こっています。ベルトは一回転の間に縮んだ状態から伸びた状態にまで変化します。ターンテーブルの方は伸縮しませんのでベルトとターンテーブルの間では滑りが生じています。この滑りがうまくいかないと伸びが大きくなっては急激に縮むという繰り返しが起こります。
対策:ターンテーブルのバリ取りをしたうえで、2000番程度のサンドペーパーで磨き、柔らかいティッシュペーバーで擦って磨き上げます。ベルトにはアルミの粉末が付着しているので、丁寧に取り除きさらにティッシュでふき取ります。ベルトを回しているプーリーはティッシュを当てがった状態で空回しして掃除します。アルコールで拭くのはベルトに悪影響があるのでやめた方がいいでしょう。
回転むらはアナログの大敵です。除去すると全く次元が違ってきます。
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