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レアアース資源泥の発見とその資源価値

Shigenseiin

講座「海底資源研究の最前線」の第4回目です。JAMSTECの資源成因研究グループリーダー・地球内部ダイナミックス領域チームリーダーの鈴木勝彦先生の講義でした。

追いつくのが大変でノートを読み返しても理解不能の箇所が続出です。

研究対象は別子型鉱床、黒鉱鉱床、マンガンクラスト、資源泥など。

地質年代を冥王代・太古代・原生代・顕生代に大きくわけると、原生代の初期と末期に地球の全球凍結があり、またシアノバクテリアが誕生した。3.5億年前の二酸化炭素が多くなった時期に海水の循環が止まり深海が還元的環境となった。別子型鉱床の形成はこの時期。

「レアメタル」に分類されている金属は①地球表面では少ないもの、②広い範囲に広がっているもの、③取り出すのに手間が掛かるもの。バナジウムは②、チタンは③。

「レアアース」というのは希土類にスカンジウム、イットリウム、ランタノイドを加えたもの。

自動車や風力発電など最先端産業の生命線「Fe-Nd-B磁石」にはNdとDyが大量に必要。

含まれる鉱床は、カーボナイト、熱水性鉄酸化物、アルカリ鉱床、イオン吸着層、漂(?)砂鉱床だが、重要な重いレアアースがあるのはイオン吸着層だけで、全て中国にある。マグマ中には多く含まれる。

イオン吸着層からの抽出は硫酸(アンモニア?)を使うが環境に悪影響がある。

既知の海底鉱物資源:○海底熱水性硫化物鉱床、○コバルトリッチクラスト、○マンガンノジュール。

中央海嶺で別子型鉱床が生成しプレートの移動で地上に現れた。

海山の斜面にマンガンクラスト、海底にはマンガンノジュールがある。

中央太平洋と南東太平洋には陸上の1000倍ある。海底の資源泥には重レアアースが多く含まれ、含有率は中国物の3倍から2倍ある。泥なので探査が容易。1000平方キロメートル当り4本のボーリングで済む。抽出は強酸のほかに海水でもできる。

南鳥島の近海では大量のレアアースがありそうだ。

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