« 「日本近海の海底資源について~海底資源研究の最前線~」 | トップページ | 「海底下」の世界! »

エネルギーと地球環境

Chukyukagaku

累乗の表記をなおしました。(11/24 11:34am)

朱記部訂正しました。(11/18 11:49am)

またまた壮大なタイトルです。講座「海底資源研究の最前線」の第2回目で、JAMSTECの大河内直彦先生のお話です。

地球上の人間の数が20世紀から急増し70億人という規模になった。紀元0年から1500年間で2倍になったのが紀元0年から2000年では35倍という極端な増え方だ。

地球の生物が生きていくには太陽のエネルギーが全てのもとになるが、それを使って光合成する植物と、その植物を食べる草食動物と、それを食べる肉食動物が安定的に生存できる比率は(バイオマスベースで)およそ100:10:1となる。

そのうち植物による固定:8x1015kJ/day

そのうち草食動物につながる分:8x1014kJ/day

そのうち肉食動物につながる分:8x1013kJ/day

人間の場合は肉食動物に近く:8x1013kJ/dayということができる。1人2,300kcal/day(10,000kJ/day)食べるとすると:8x109(80億人)が地球の単純計算した定員と言うことなる。

しかし人間は農耕という手段によって人類だけの食料を生産するし、食料以外にもおおくのエネルギーを使っている。農業の生産は肥料の供給が、天然の硝石から空気中の窒素をアンモニアに合成するものに進化した。このフリッツ・ハーバーの技術が第1次世界大戦の賠償のためドイツから世界に開示され、20世紀の人口の激増を支えた。

エネルギー源として化石燃料が多く使われているが、これらは地質年代の炭素が起源である。

石油はシアノバクテリア(赤潮)が、還元的(無酸素状態)な深層水中で、生物の死骸に作用して海底に堆積した黒い地層(黒色頁岩)を根源とする。この無酸素状態は海洋の循環に異常が生じてよどむと生じ、地質年代に何回も起こっている。激しい火山活動が集中した時期と一致していて、それが引き金ではないかと考えている。

メタン菌によって有機物が嫌気的分解されるとき、二酸化炭素がメタンになる。メタンの生成は現在も自然界で起こっていて研究されている。

メタンハイドレートはメタンを中心に水の分子が取り囲んだもので、深海などでメタンが冷やされて凍ると出来る。天然ガスのパイプラインの破裂事故で発見された。

|

« 「日本近海の海底資源について~海底資源研究の最前線~」 | トップページ | 「海底下」の世界! »

旅行・地域」カテゴリの記事

自然」カテゴリの記事

健康」カテゴリの記事

物言い」カテゴリの記事

コメント

tona様
今日は出掛けていたりして、今コメントを拝見しました。今回の講義は小生も何となく納得して聞いていたのですが、今になってどうも丸め込まれていたような気分です。兎に角、地球という星に生まれたのですから、太陽を唯一の頼りにしていくしかありませんね。
メタンハイドレートを経済的にペイするコストで回収する技術はまだ出来ていないようです。

投稿: evergrn | 2012.11.17 21:15

おはようございます。
今回も大変興味深い内容の講義です。
私には少し難しくて、完全に理解したわけでないですが、無酸素状態でこそ作用して堆積で作られた石油だそうで、これはかなり悠久と言っても良い時間がかかっているのかなあと、、わけのわからない理解ですみません。
メタンハイドレートはどの程度資源として活用されているのでしょうか?

投稿: tona | 2012.11.17 09:07

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: エネルギーと地球環境:

« 「日本近海の海底資源について~海底資源研究の最前線~」 | トップページ | 「海底下」の世界! »