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第九の合同練習再開しました。

2012daiku

めっきり涼しくなりましたね。昨日は久し振りに合唱団に参加しました。第九の合同練習日です。三ヶ尻 正先生のドイツ語の歌い方の指導がありました。習ったことを列挙します。

1.口語で歌う。語尾の曖昧母音が重要。(舞台用の文語調の語尾の発音は日本人には無理。語尾が聴き取れず文法を間違えているように聴こえてしまう。)

2.子音を音符より「思い切り早く長く」出し、音符(小節線)のタイミングで母音に切り替える。「強く」では無い。そのためには直前の音符の長さを喰うことも許される。

3.ウムラウトの発音は、舌の位置を正しく決めて動かさず唇の形で音を作る。(ウムラウトのまま長く出し続けられる筈。途中で舌の位置が動くとウムラウトでなくなる。)

4.第九では「弱格」で歌う。

5.常にスペルを意識して歌う。但し、たとえばstürztを8部音符の長さで喋ることは難しい。必ず音符の長さを優先すること。その場合は途中を省いてstüztと発音することも止むを得ない。

終始「戦場カメラマン」さんや山下清さん調の話し方で徹底的に叩き込む訓練を受けました。「これまでやっと覚えたのに振り出しに戻ってしまった。」といった嘆きを呟くひとも。

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