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マーラーの交響曲1番

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今日、水彩画教室から帰ってスピーカーを調整したところ、弦のtuttiが溜息が出るほど美しくなりました。

そこでレコードを選びに行ったところマーラーの1番が目に留まりました。長い間聴いていなかったものです。マーラーの交響曲にはそれぞれ不思議な魅力がありますが、この1番にはオーディオの調子が良くないと聴くに耐えない状態に陥る難しさがあります。それというのも大部分が弱奏で、その細かいニュアンスが出せないと、まことにつまらなくなる曲なんです。思い切って聴いてみることに決めて取り出しました。クラウディォ・アバド/シカゴ交響楽団1981年ディジタル録音のアナログLP盤(28MG 0235)です。故黒田恭一氏の詳細な楽曲解説がついています。このレコードは後日CDも出ているようです。

聴き始めてすぐにその魅力に引き込まれてしまいました。若きマーラーの感性がまことに均整のとれた、それでいて悲しいばかりに美しい世界をつくっています。一体以前に聴いていたのは何だったのでしょうか。オーディオの世界ではよくダイナミック・レンジのことが話されます。その意味するところは最強奏から最弱奏までの幅の広さですが、音楽的には細部のニュアンスの再現こそ重要で、それは音量の変化だけでは表せないものです。このレコードが演奏も録音もこんなに凄いものだったということを認識して吃驚しました。掘り出し物を見つけた気分です。

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