坂の上の雲について
NHKの坂の上の雲が終わりました。最終回の主題は有名な日本海海戦でした。振返ってみると3年がかりの年末恒例ドラマでした。司馬遼太郎の原作初版を毎月出るたびに買っては読みふけった時代を思い出しながら視ました。色々物を言いたいことの多い作り方でしたが、視終わって制作の大変さが偲ばれ、お疲れ様と言いたい気分です。但し今の現役世代の方々にどれぐらい視てもらえたのか気になります。現に小生宅では、祖父が二百三高地に従軍した話をしましたが、家内はほとんど視ませんでしたし息子や娘もあまり関心がないようでした。戦争ドラマではないし、歴史小説でもないという分かりにくさが受けなかった理由だと思います。司馬遼太郎の小説の近代文明史的側面に注目して視れば奥の深い物語として感じられた筈です。特に我々日本人にとっては。
写真はサンクトペテルブルクの、「インペラートル・アレクサンドル3世」乗組員の慰霊碑「対馬オベリスク」(Цусимский обелиск) (1908年)
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