エアチェック復活
オーディオを寝室に移してから「疲れると聴きながら休憩する」というパターンが増えました。しかし「次は何を聴こうかなあ」と考えたときに、手持ちのレパートリーが偏っていてどれもしっくり来ないことがあります。そんなときに私が頼るのがFM放送です。FM放送ではあまり聴く機会の少ない曲や演奏家のものが放送されています。またコンサートの録音や生の放送もあります。
世間ではFM離れが進み、カーラジオでしかFMを聴いたことがないという方も増えていると聞き及びますが、実はFM放送の音楽番組は非常に優れた機材を使って流されていて、一般のCDプレーヤーなどは足元にも及ばない情報量を持っています。放送されている音域の上限が15キロヘルツで、CDの20キロヘルツより低いのですが、それを補って余りある音質です。(もちろんこれは電界強度が充分あり妨害の少ない条件の良い場所での話ですが。)まして30歳を越えた方々にとっては15キロヘルツは可聴範囲の上限をほぼカバーしていて殆んど遜色ない値です。
残念なことに番組はこちらの時間の都合に合わせてはくれないので、いままでは有効に活用できていませんでした。昔はいわゆるエアチェック(ラジオを録音)をして、カセットテープで保存した時期もありました。最近ではMDに入れたりしてみましたが、やはり情報量が格段に少なく物足りません。つらつら思い巡らした挙句、ONKYOのSE-U33というUSB DIGITAL AUDIO PROCESSORが手元にあったのを思い出しました。現行のモデルより2代前のものですがこれを使ってパソコンに録音しようと決め、長いUSBケーブルを買ってきました。
早速、Sound Engine Freeを使って「ベスト・オブ・クラシック」を録ってみました。1時間半を超える長い番組で1GB近いPCMファイルになってしまいました。これではハードディスクに溜め込めないのでCDRを2枚使って保存することにしました。この作業に結構時間が掛かるのでしょっちゅうやれることではないでしょうね。出来上がったCDを聴いて見ると、チューナーとCDプレーヤーのラインケーブルの音色が違うのがそのまま分かる程度の上々の出来映えです。
まあ、道楽と実益(?)を兼ねて時々はエアチェックすることになりそうです。
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