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11月30日氷河期のサンゴ礁

「海洋科学の最先端」の4回目。「サンゴ礁に刻まれた気候変動」の話をゼロ戦撃墜王と同姓同名の坂井三郎氏から聴いた。サンゴ礁が作る石灰岩の海底地層には過去の気候変動を知ることのできる痕跡が含まれているのだそうだ。最近の海底地層の研究から氷河期の沖縄にサンゴ礁があったことが分かったとのこと。沖縄はサンゴ礁の北限にあたる。これらの浅海のサンゴは共生生物の光合成によって栄養を摂っている。最近になって光が届かない深い海にもサンゴ礁があることが分かってきた。その分布はノルウエーのフィヨルドなどにまで及ぶ広い範囲に広がっている。栄養源は動物プランクトンや懸濁有機物で生息水温も4~13度と低い。冷水サンゴと呼ぶべきものだそうだ。国際的な共同調査が「CHIKYU」などのボーリング調査船で行われている最中で研究成果が期待されているとのこと。

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